今年の就職活動は例年より早いそうです。昨年採用人員に満たなかった企業などが早めに募集を開始しているからだそうです。
ここ10年間で一番売り手市場で、学生に有利とされていますが、人材を求める企業も即戦力を探しているので、そんなに甘くはないでだろう。
(2008年2月23日(土)09:00 gooニュースより)
2009年春採用の大学生の就職戦線が、東北で早くもピークを迎えている。米国の信用力の低い人向け住宅ローン(サブプライムローン)問題や原油高で景気の不透明感は強まっているが、人手不足の続く関東、中部、近畿地方の企業の採用意欲は依然、旺盛で、求人の対象を東北の学生に広げたり、採用を前倒ししたりする企業も増えている。今年の就職活動も学生優位で推移しそうだ。
「超売り手市場の時期に就職活動が重なって幸運。タイミングよく生んでくれた両親に感謝したい」。東北学院大3年の高橋美希さん(21)は笑顔で話す。仙台市での合同会社説明会に参加し、「求職者優位の立場を生かし、しっかり企業研究したい」と意気込んだ。
東北学院大就職課によると、09年春卒業予定者に対する求人は今年1月現在、約4100社に上る。過去10年間で最も多く、就職氷河期だった1990年代後半―2000年代初めの2倍を超す。
リクルートワークス研究所(東京)のまとめでは、全国の企業の大卒者求人は過去最多の07年を10%上回り、初めて100万人を突破する見通しだ。
ただ、求人が伸びているのは関東、中部、近畿に本社のある企業がほとんど。東北学院大の場合も、採用数が多いのは関東、中部の企業で、求人全体に占める東北の企業の割合は2割を切る。
東北学院大就職課の桔梗(ききょう)元子課長は「うちの学生は地元志向が強く、全国規模の求人が増えても内定増に結びつきにくい。地元有力企業の求人にはUターン組の学生も飛びつき、実態は甘くない」と語る。
今年の就職戦線のもう一つの特徴は早期化だ。07年に計画通りに採用できなかった企業が採用時期を前倒しして参戦し、求人活動が早まった。
宮城教育大3年の 島(はいじま)仁美さん(21)の手帳の2、3月の欄は、企業説明会の日程でびっしり埋まっている。
「4年生の先輩の説明会のピークは4月だったので、2カ月近く早い」と 島さん。就職情報会社の毎日コミュニケーションズ東北支社の内田琢二支社長は「ほとんどの企業が07年10月に事実上、採用活動をスタートさせた」と指摘する。
大学の就職担当者によると、一人で何社も内定を得る「勝ち組」と内定ゼロの「負け組」の二極化も顕著になっている。
内田支社長は「東北の学生は東京の学生に比べ、面接試験など実戦対策が不足気味。2、3社落ちたぐらいで就職をあきらめ、フリーターになる人も多い。くじけずに荒波を乗り越えてほしい」とエールを送っている。
大学3年生ホクホク就活 来春採用早くもピーク 郵政民営化のはやわかり
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